アナログ手描きアニメーションに必要な物とは?プロも使う道具を紹介




手描きアニメーション制作時に必要な道具の紹介です。

自主制作・練習用からプロの制作現場で使う物まで説明しています。
道具も特殊なものが多いためコストがかかります。

トレース台

アナログでは紙を透かして制作するため、トレース台は必需品です。

今はLEDで薄くて軽い物ですが、昔は蛍光灯が1本入った分厚く重いもので熱さで紙が湾曲したり使いにくいものでした。

プロの現場では机と一体化になっています。
一般には流通しておらず、こちらで販売されています。

アニメ用タップ

動画用紙を固定する「タップ」というものです。

アナログなアニメーション制作では動画用紙をタップにはめて作業をします。
好みによりますがタップは薄すぎると用紙を差し入れしにくい場合もあるので厚めがオススメ。

アニメーターなら必ず持っているものです。

動画用紙

アニメーション制作時に、絵を描く動画用紙です。

上部にタップがはまる3つ穴が空いてる特殊用紙のためお金がかかります。
通常アニメーションは、ちょっとした動きで数十枚以上、TVアニメ30分で3000枚とも言われています。

原画用紙もありました。動画用紙よりも薄いためトレースしやすいです。

プロの制作現場では、アニメ制作会社から必要な枚数分が提供されます。

タップ用穴あきパンチ

コピー用紙などにタップ用の特殊穴を開けられるパンチです。

動画用紙にお金がかかる場合、ラフなどでコピー用紙に描く際に便利です。
高価なものなので個人で持ってる方はあまりいません。

ダブルピン

動画用紙を挟んで使うクリップ、ダブルピンと言います。

本来は美容に使われるクリップなのですが、プロのアニメーターさんも普通に使っているクリップです。
紙を挟んでもズレにくく、クリップの底が平面なのでガタつかず作画する際、非常に重宝します。

300円台と安いのでタップ等が揃えられない場合には練習に充分使えます。

硬質色鉛筆(赤)

硬質色鉛筆です。

プロの現場でトレス線という色線を引く時に使います。
普通の色鉛筆より芯が硬いため塗ることより
線を引くことに適しています。
赤色はハイライトなどの指定線に使います。

硬質色鉛筆(水色)

同じく硬質色鉛筆の水色です。
プロの現場で水色は影のラインに使います。

鉛筆

鉛筆です。

プロの現場では基本的に鉛筆で作画しています。
線が均一に引きやすく消した時にもシャープペンより跡形が残りにくいため多くのアニメーターが愛用します。

主にHB・Bあたりの硬さを使用します。
2Bだとかすれが出やすく、Hだと薄くて跡が残ってしまいます。

色鉛筆

色鉛筆です。

プロの現場では影やハイライトの塗り指定をするため
色鉛筆で薄くなめらかに塗ります。

主に、影色には水色・黄緑色・ピンク・橙色
ハイライトには黄色、真っ黒な部分には緑色を使用します。

鉛筆削り

鉛筆削りです。

鉛筆を多く使うため、電動の鉛筆削りをガンガン使います。

こだわる人はカッターで削る人や、尖りすぎた鉛筆を紙にこすり付けて調整する人もいます。

目的に合った道具を揃えるのをオススメ

特殊な道具が多いため作画だけでこのようにコストが多くかかります。
自主制作や学生さんの練習には最低限必要なものだけ揃えると良いと思います。

手描きでの作画後はプロの場合は仕上げなどの別部署へ回されます。
自主制作の場合はここから編集へ進めるためにパソコンやスキャナーなども必要になってきます。

えな

手描きで必要な道具ってこんなにあるんだ!?
プロなら当たり前の道具も
わたしたちには揃えられないかも・・・
ペンタブで描くのに慣れてる人は
パソコンでの制作を考えたほうがいいかもですね!




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